race for F (race for Federal office) 2008 6 8

書名 アメリカ狂乱 次の大統領は誰か
著者 日高 義樹  徳間書店

 この本は、2008年4月30日に出版されました。
大型書店では、この日よりも、もっと早く店頭に並んだと思います。

 ヒラリーが、民主党大統領候補として、なぜ残れないのか。
その理由が、この本には、的確に書いてあります。
多くの人が納得する理由が、多数書いてあると思います。
 さて、残された時間が少なくなってしまいましたが、
オバマが、本選挙に向けて、どう戦っていくのか、
これからが本当に正念場だと思います。
 日本の選挙においては、「風」が吹いて、
「山」が動いてしまう時があります。

 私は、日高氏の著作は、だいたい読んでいますが、
読んでいて、考え方が合わないことが多かったので、
このサイトでは、取り上げることはなかったのです。
 しかし、最近の著作は、考え方が一致することが多くなったので、
ここで、取り上げることにしたのです。
 かつて、日高氏の著作は、一時期、
ブッシュ政権の日本向け広報のようにも思える時期があったのです。
(もちろん、これは、私の思い違いかもしれません)
しかし、最近は、日本のために著作を書いているように感じられます。
 覇権の終わり。
国際政治はアメリカに任せて、日本は商売に専念する。
そういう時代は、終わるのです。
 激動の世界情勢、流動化する世界秩序。
そんな世界で、日本は、どう生きていくべきか、真剣に考える時が来ているのです。
政治家も、国民も、日本の将来を真剣に考えるべきです。

日本よ 2008 3 22
 私は、折に触れて「日本よ、世界のリーダーとなれ」と訴えてきました。
しかし、政治家に、その自覚がなく、国民にも、そういう気概がないのです。
 いまだに、敗戦気分のままです。
第二次世界大戦後の敗戦気分を引きずっているのです。
 私は、2006年1月29日に、
「もしかすると、世界は、混乱の中を進むかもしれません。
その混乱の中で、ここ数世紀、世界をリードした欧米の価値観が廃れていくかもしれません。
その時、世界は、頼るべき価値観がなくて、荒波を漂うかもしれません。
 日本よ、世界のリーダーとなれるのか。
そして、世界の『新しい価値観』を作っていけるのか」と書きました。

日本よ
日本よ、世界のリーダーとなれ。
あなた方には、十分、その資格がある。
西洋文明と東洋文明の終着駅である日本には、
世界のリーダーとなる資格がある。
それでも、自信がないのか。
世界を制する軍事力がないから、自信がないのか。
その考えは、誤りである。
かつて軍事力で世界を制すると考えた男がいる。
あなた方が知っているヒトラーという男だ。
愚かな考え方である。
イエスキリストは、「剣を持つ者は剣で滅びる」と教えた。
もう一度言う。
西洋文明と東洋文明の終着駅である日本には、
世界のリーダーとなる資格がある。
日本文化、日本技術、日本の思想。






























































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